アートをカジュアルに伝えるという矛盾──大衆化と富裕層ビジネスの間で
「僕、美術の成績2だったから、全部らちさんに任せるよ。」 就職して間もないころ、営業部の男性が何気なく口にしたその言葉を、私は今でもよく覚えています。任せてもらえたことは嬉しかった。でも、どこか胸の奥が静かに冷えていくような、そんな寂しさを…
2025.07.30
アートの価値が「いいね数」で決まるSNS時代に、消費されない“永く残る作品”を求めて
「心を込めて描きました」「この作品には、こんな想いを込めています」 SNSを開けば、こうした言葉とともにタイムラプスで描かれた絵が次々と流れてきます。感動的なBGMとともに、短い言葉で添えられる“物語”。そして、その下には「いいね」の数。便…
2025.05.052025.05.07
トランプ政権下のアート:抵抗と表現の自由を巡る記録
2017年、ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任した直後から、美術の現場では、さまざまな反応が見られるようになりました。一部のアーティストや美術館は、政権の政策や発言に対して明確な立場をとり、作品や展示を通して社会的なメッセージを発信…
2025.05.01
美術館めぐりがもっと快適に!“推しアイテム”5選
美術館に行く日は、ちょっとした小旅行。チケットを予約して、お気に入りの服を着て、静かな展示室を歩く――それだけで特別な一日になります。でも、足が疲れたり、館内が寒かったり、意外な落とし穴もあったりして…この記事では、私が実際の美術館旅で手放…
2025.04.22
【アートな卵】イースターエッグに秘められた美と驚きの世界
春になると訪れるイースター(復活祭)。日本にはあまり馴染みのない習慣ですが、うさぎと可愛く装飾された卵のイメージが強烈にありますよね。うさぎは古来から多産の象徴。さらに17世紀のドイツで、「イースターの朝に良い子のもとにうさぎが卵を持ってく…
2025.04.20
アートとは、ゆっくりと脈打つ存在である
最近、ふと立ち止まって考えることがあります。 「私たちが生きている“今”という時間は、一体どれほどの速さで流れているのだろう?」と。 たとえば、何気なくスマートフォンを手に取り、SNSを開いてみると、前の日に話題になっていたニュースやトレン…
2025.04.10
大阪・関西万博2025おすすめパビリオン
まるで小さな世界旅行!大阪万博の楽しみ方 世界中の“今”と“未来”が一堂に会する場所、それが万博。 2025年に開催される大阪・関西万博は、世界各国が科学や技術、文化、社会の進歩などをテーマにした展示を行う国際的なイベントです。ルーツをたど…
2025.04.092025.09.02
ルーブル美術館に出現?トランプ大統領とドイツ次期首相の肖像画
ルーブル美術館でまたもや事件が起こりました。モナ・リザの部屋にドナルド・トランプ大統領と、ドイツ次期首相のフリードリヒ・メルツの写真を飾ったというのです。歴史上最も有名な美術作品のとなりに? YouTubeに公開された事件の全貌 イルガー・…
2025.04.042025.10.06
デザイナー不要?AI時代に問われる、本当に必要なデザインとは
「もうデザイナーなんて要らない!」 そんな声が、冗談ではなく現実味を帯びてきました。画像生成AIの精度が急速に高まり、プロンプト(指示文)を打ち込むだけで、それっぽいビジュアルが一瞬で出力される時代。広告バナーや商品パッケージ、プレゼン資料…
2025.03.302025.03.31
アートとデザインの違いとは? 歴史から読み解く本質的な違い
「アートとデザインの違いは?」と聞かれたとき、皆さんはどう答えますか?なんとなく「アートは絵を描いて展示するもので、デザインはポスターや広告を作るもの」といったイメージを持っているかもしれません。 しかし、その違いを明確に説明しようとすると…
2025.03.252025.03.31
モナリザの真実:噂と都市伝説に隠された素顔とは?
「ウォルト・ディズニーは冷凍保存されている」 「マリー・アントワネットは“パンがなければケーキを食べればいい”と言った」 有名人にまつわる噂や都市伝説は、時に本当以上に広く信じられてしまうことがありますよね。そして、絵画界で最も有名な存在─…
2025.03.232025.03.25