現代美術

コラム

アートの価値が「いいね数」で決まるSNS時代に、消費されない“永く残る作品”を求めて

「心を込めて描きました」「この作品には、こんな想いを込めています」 SNSを開けば、こうした言葉とともにタイムラプスで描かれた絵が次々と流れてきます。感動的なBGMとともに、短い言葉で添えられる“物語”。そして、その下には「いいね」の数。便...
コラム

トランプ政権下のアート:抵抗と表現の自由を巡る記録

2017年、ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任した直後から、美術の現場では、さまざまな反応が見られるようになりました。一部のアーティストや美術館は、政権の政策や発言に対して明確な立場をとり、作品や展示を通して社会的なメッセージを発信...
展覧会レポート

草間彌生はなぜ水玉だったのか?版画でも価値があるのか

2025年4月、私は京都市京セラ美術館を訪れました。岡崎エリアと呼ばれるこの場所は、かつて明治天皇の東京遷都に対抗する形で、文化芸術の中核地として生まれ変わった、いわば近代京都の象徴のひとつ。平安神宮のすぐそばにあるこの美術館で、草間彌生さ...
展覧会レポート

現代美術の金と鉛 ― 二条城の記憶と共鳴して【アンゼルム・キーファ】

2025年春、京都の世界遺産・二条城にて、ドイツ現代美術の巨匠アンゼルム・キーファの個展が開催されています。舞台となるのは、通常は非公開の「二の丸御殿 台所・御清所」およびその周辺の庭園。かつて将軍が政治の表舞台として使ったこの場所で、いま...
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