デザイン研究/事例2

Sponsored Links
Sponsored Links

リサーチの目的

本リサーチは、ゲームを取り巻くさまざまな視点(操作性、ビジュアル表現、ストーリー構成、ユーザーインターフェース)からの情報を収集・分析することを目的としています。

具体的には、以下の観点から多角的にリサーチを行い、次週の発表やデザイン案の判断材料とすることを目指します。

ゲームは、映像・音・操作・ルール・物語など複数の要素が融合して成立する複合的な表現手段であり、非常に多様なアプローチで分析・研究することが可能です。

デザイン要素の分析

ハードの歴史

ゲームの「遊ばれ方」や「操作性」「UIデザイン」は、どんなハード(ゲーム機やデバイス)で提供されるかによって大きく左右されてきました。

年代代表的なハード入力方法特徴的なUI・UXの変化
1980年代ファミコン十字キー+A/Bボタン極限までシンプルなUI
1990年代スーパーファミコン、PlayStation、NINTENDO64アナログスティック+多ボタン複数情報の重ね合わせ(マップ、HPなど)
2000年代ニンテンドーDS、Wii、PSP、Xbox 360タッチ、モーション、無線通信2画面表示やセンサー連動UI
2010年代スマートフォン、Nintendo Switch、PS4タップ、スワイプ、複数画面シンプルなアイコン中心UI
2020年代Meta Quest、Steam Deck、Xbox Cloud Gaming視線、手の動き、音声、クラウド入力仮想空間対応、直感的操作と没入感

また、かるたやトランプなどを含めても幅広い考察ができる範囲になります。

UI,情報の見せ方

UI(ユーザーインターフェース)は、ゲーム内の情報をプレイヤーに“わかりやすく”伝えるための仕組みです。たとえば、HPやスコアの表示、アイテムメニューの配置、ミニマップの位置などが含まれます。

UIは単に「見た目がきれい」だけではなく、プレイヤーが迷わずに行動できるように設計されているかどうかが重要です。良いUIは、プレイヤーが意識せずとも自然に操作できるよう誘導します。

スーパーマリオ1-1には、敵であるきのこ(クリボー)と補強アイテムきのこ(きのこ)との使い分けを失敗しながらプレイヤーに伝える工夫がなされています
ストーリーテリング・演出

ゲームの物語性は、プレイヤーに強い印象を与える要素のひとつです。

映画のようにストーリーを見せるものもあれば、プレイヤーの選択で展開が変わる「分岐型」や、環境・演出を通して世界観を語る「環境ストーリーテリング」もあります。物語構成は、ゲームの枠を超え、映画史や社会史などと関連する項目となるでしょう。

また、音楽・ライティング・演出効果(カメラワーク、効果音、間)なども、物語を豊かにする重要な技術です。調査の際は、「どのように物語が伝えられているか」「キャラクターの感情がどのように演出されているか」「プレイヤーの没入感をどう作っているか」を分析してみてください。

Sponsored Links
Sponsored Links