2025-05

芸術様式/芸術運動

ドイツ工作連盟と近代デザインの夜明け―ムテジウスからバウハウスへ

現代の私たちが日常的に目にする「モダンデザイン」。その美しさや機能性のルーツを、20世紀初頭のドイツに感じます。当時、産業革命を経て大量生産が加速する中、人々は安価だけど質の低い製品や装飾過多なデザインに飽き飽きしていました。 そんな時代に...
展覧会レポート

ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト【静岡県立美術館】

古代エジプトと聞いて、まず思い浮かぶのは何でしょうか? ピラミッド、スフィンクス、黄金のマスク——いずれも壮大で神秘的なイメージばかり。でも、そこに暮らしていた「ふつうの人々」の姿は、意外と見えてこないものです。 静岡県立美術館で開催中の《...
芸術家

ヴァルター・グロピウスとは?バウハウスを創設した近代建築の巨匠の生涯と名作をわかりやすく解説

20世紀の建築とデザインに最も大きな影響を与えた人物の一人に、ヴァルター・グロピウス(Walter Gropius)がいます。バウハウスの創設者として知られるグロピウスは、「芸術と技術の融合」という革新的な理念を掲げ、モダンデザインの基礎を...
芸術様式/芸術運動

バウハウスとは何か?知っておきたいデザインの革命

20世紀のデザイン革命を牽引したバウハウス――その名前は、いまや単なる美術史の一章を超え、現代の私たちの生活にも深く根を下ろしています。バウハウスとは、第一次世界大戦直後の1919年にドイツで誕生した総合芸術学校。そこでは「芸術と技術の融合...
作品解説

2025年『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』OPに登場する名画まとめ|全24作品の元ネタ徹底解説!

2025年公開の映画『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』のオープニングでは、「どこかで見たことのある」名画が次々と登場します。ゴッホの《星月夜》、ムンクの《叫び》、そしてクリムト、ミュシャ、琳派や浮世絵など、西洋と日本の名画がアニメーショ...
作品解説

ダビンチvsミケランジェロ夢のコラボ?【幻の壁画《アンギアーリの戦い》《カッシナの戦い》とは?】

もし、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ・ブオナローティという2人の天才が、同じ部屋の向かい合う壁に壁画を描いていたとしたら――?しかも、性格も芸術観も真逆なこの2人が、背中を預け合い、火花を散らしながらひとつのプロジェクトに挑んでい...
芸術家

エドワード・バーン=ジョーンズとは?代表作とモリスとの関係を解説

19世紀イギリスで活躍した画家エドワード・バーン=ジョーンズは、中世の伝説や神話の世界を幻想的に描き出した「夢の画家」として知られています。繊細で抒情的な作風は、ウィリアム・モリスとともに推進したアーツ・アンド・クラフツ運動とも深く関わり、...
芸術家

ウィリアム・モリスとは何者か?アーツ・アンド・クラフツ運動と美しい暮らしの思想

19世紀のイギリス。産業革命の波が社会を塗り替え、機械で作られた製品が人々の暮らしを覆いはじめた時代。その只中で、手仕事の美しさを信じ、暮らしの中に芸術を取り戻そうとした人物がいました。それがウィリアム・モリスです。 彼は詩人であり、デザイ...
作品解説

【万博展示】復活のキリストとは?ミケランジェロ《十字架を持つキリスト》大人気イタリア館の新展示を解説

2025年5月18日から、万博イタリア館で展示が始まるミケランジェロの彫刻《十字架を持つキリスト》。速報では復活のキリストと訳されていましたね。日本では《十字架を持つキリスト》《ジュスティニアーニのキリスト》と呼ばれています。じつはこの像、...
ギリシャ神話大全

ゼウスとは?ギリシャ神話の最高神をわかりやすく解説|誕生から神々の王になるまで

ギリシャ神話に登場する神々の中でも、とりわけ強大な力を持ち、「神々の王」として頂点に君臨する存在――それがゼウスです。雷を操り、天と地を支配するゼウスは、多くの物語の中心人物として描かれており、神話の世界観を形づくる重要なキャラクターのひと...
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